ごあいさつ
陶秀苑窯主からひとこと。


当窯元陶秀苑では当時の素朴さの中に現代的な作風に心がけ、
手作りで精巧、優雅、土そのものの温もりを持っております。
釉薬は灰釉、鉄釉、銅釉など自家調合し窯は薪窯で一度素焼をし、
その上に釉薬をかけ本焼する二度窯です。
独創的な作品の数々、皆様方の手元に置かれ末永く御愛用いただければ
幸せかと存じます。
窯主 渡邉秀文
店舗紹介
窯元陶秀苑店内のご紹介です。
外観

黒い屋根が目印の窯元は和の雰囲気のアットホームなお店です。車6台分の駐車場完備です。
店内

飲食器類がメインの店内はお客様のご要望にかなう様々な作品が並べてあります。
店内

普段使いにピッタリのリーズナブルな価格でプレゼントにも喜ばれております。
仕事場

お客様が見学できる広々とした仕事場になってますので、お気軽にお声かけください。
窯

約3ヶ月に一度窯焚きをしております。最近では珍しい薪窯です。
憩いの場

陶芸体験をしたり、雑談したりと、お客様との交流がでる場になっております。
製作工程
作品製作工程のご紹介です。
1:菊練り

粘土の硬さを均一にし、適度に粘り気を与え気泡を抜きます。一番初めに行う大事な工程です。
2:ろくろ

水気を加え粘土を滑らかにしながら形を作っていきます。結構力がいる作業です。
3:削り

ある程度乾いたら、底や回りを削り厚みを整えていきます。削りすぎると穴があいてしまうので、長年の感覚が必要です。
4:乾燥

粘土の水分をなくすための乾燥です。水分が飛び、最初よりもだいぶ縮んで締まってきます。
5:素焼き

乾燥させた陶器を窯に詰めていきます。強度を高めるため、素焼きをします。
6:釉薬がけ

陶器に色を付けます。釉薬の配合や薪の灰によって、風味ある暖かい色合いになります。
7:窯詰め

薬がけが終わったら、窯詰めをして入口を閉めます。
8:窯焚き

約30時間燃やします。温度調節をしながら1300℃程度の温度で焼き上げます。
9:窯出し

温度を下げるため、約3日間寝かせます。外気との温度差で、陶器がカチンカチンと音を出します。